前半:コミュニケーション能力が高い人の特徴
マエノメリコラム 簡単だけど効果的!
前半【コミュニケーション能力が高い人の特徴と能力向上の秘訣は?】
就職活動をするうえで面接時の受け答えなど
自分の意思をしっかり相手へ伝える為にも
”コミュニケーション”は大事になります。
今回は「会話のポイント」などに関して
ご紹介していきたいと思います♪
コミュニケーション能力が高い人の特徴とは?
コミュニケーション能力が高い人の、そのもっとも根本にある要素は、相手(人)への興味・関心の強さです。
人は、自分のことをわかってくれている人、理解してくれる人に対して好感や信頼を寄せます。
ですから、仕事やプライベートに関わらず、人との信頼関係を築くためにコミュニケーション能力を高めていくならば、相手に関心を向けることが必要不可欠です。
例えば...
・相手から自分が学べることは何かに意識を向けてみる
・相手に対して自分が役立つことは何かに意識を向けてみる
・相手と自分との違いを発見してみる
・相手と自分との共通点を発見してみる
こうした意識を持って相手と接することで、関心を持つ、まず初めのきっかけとして、自分の情報や知識を広げたり、深めることに繋がります。
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私たちが日頃「言葉」として発しているのは、私たちの「心」を氷山に喩えるなら、海面上に見えているごく一部の情報です。
コミュニケーション能力が高い人は、その奥深くにある「真意」や「本当の気持ち」をくみ取るのが非常にうまいです。
相手はあなたに報告をしたいのではなく、『伝えたいことやわかってもらいたいことがあって話している』わけですから、その真意や気持ちをくみ取ってあげることが大切です。
《NG》
Aさん「この前、仕事でミスしちゃってさー。」
Bさん「そうなんだ。」
Aさん「・・・うん。」
《OK》
Aさん「この前、仕事でミスしちゃってさー。」
Bさん「それは痛い思いをしたね。」
「ものすごい焦ったんじゃない?どんなことがあったの?」
↑相手の気持ちを思い図る言葉↑
Aさん「そうなのーーー!もう手汗・脇汗だったよ!それでね、(続く)。」
人の心をくみ取ることに長けた人は、相手の「言葉」だけでなく、表情や口調などの「非言語」からも情報を読み取り、そして相手の立場を想定してコミュニケーションを行います。
まず、相手の”言葉の奥”には、どんな気持ちがあるのか、
あるいは自分が同じような状況だったら、どう思うのかをしっかりとくみ取ってあげることです。
気持ちや言葉にならない思いをわかってくれる相手に対して、人は大きく信頼を寄せるのです。
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コミュニケーション能力の高い人が、あっという間に相手の心を開かせてしまうのには、
相手に合わせて「一体感」をつくるようにコミュニケーションを行っているからだと言えます。
・ミラーリング
・ペーシング
《ミラーリングとは?》
文字どおり「鏡」のように相手に合わせることです。
表情や姿勢、動作、ジェスチャーなどを、相手と鏡写しになるように合わせます。
《ペーシングとは?》
声のスピード、声のトーン、口調などを相手に合わせます。
人には、自分と似た人に対して(共通点のある人に対して)好意や親近感、
安心感を持ちやすい、という特性があります。
例えば、初対面の人でも、出身地が同じだとわかったら、嬉しい気持ちになりませんか?
『信頼関係が築かれている人同士は、共通点が多い』ということから
相手の動作や口調などに、こちらから合わせていくことで、
すでに信頼関係が築かれているよ、という状態を意図的に作り出していくことができるのです。
”心から信頼関係を築きたい”という気持ちでなければ、
相手に不快な思いをさせてしまう場合もあるので注意しましょう!
メッセージ
次回、後半と題しまして続きをお伝えします♪
2020年02月12日